中学校の部活動については、少子化の進展による部員数の減少により、活動の小規模化、休部、廃部に追い込まれている状況は、人口の多い東京区部でも珍しくありません。また、部活動指導が教員の大きな負担となっている現状があり、「教員の働き方改革」の対応が急務とされています。部活動指導員等の人材も不足しており、部活動で満足な指導を受けられないケースが散見されます。部活動の地域展開による軟式野球クラブチームが受け皿の選択肢となりますが、練馬区の場合は地域展開は全く進んでいません。また、クラブチームでも、古い体制で未だに罵声や精神的に追い込むような指導が残っている場合があったり、こと練馬区の場合は軟式クラブチーム数自体が少ない現状もあります。
一方、硬式クラブチームは、野球強豪高への進学を前提としているチームも多く、勉強も頑張りたい生徒や、野球の中間レベル層以下の受け皿とはなり得ていません。また、厳しい競争環境の中で無理をしてしまったり、将来性豊かな才能を先食いしてしまうような状況も一部で見られます。
練馬アークス・ベースボールクラブU-15は、部活動がシュリンク傾向にある中で、優良な指導者による平日にも活動する軟式野球クラブチームとして、野球を愉しく続けていきたい中学生の受け皿となるべく、2026年4月から活動をスタートいたします！